Ⅵ 社会制度研究部門

③企業と行政のガバナンスの研究

多様な表現方法を用いた災害コミュニケーションの発展可能性に関する学際研究~安全安心を軸に~
構成メンバー
(★はプロジェクトリーダー)

★ロニー・アレキサンダー(国際協力研究科・教授)
高田 哲(保健学研究科・教授)
勅使河原 君江(人間発達環境学研究科・講師)
岡田 順子(海事科学研究科・准教授)
中原 朝子(男女共同参画推進室・助教)
桂木 聡子(兵庫医療大学薬学部・准教授)
朴木 佳緒留(京都教育大学/神戸大学名誉教授)
Louise Comfort(Center for Disaster Management, University of Pittsburgh・Professor)  

研究の目的と概要

<研究目的>被災者のウェルビーイング(とりわけ安全・安心)を高めるための情報交換システムとして、表現(アート)を用いたコミュニケーションが効果的であること、専門的知識(医療・教育など)と経験的知識(被災体験など)の双方向の有機的な関わり合いが情報ネットワーク、ひいては社会システムをよりインクルーシブで柔軟にすることを実証的に明らかにし、社会的提言を行う。
<研究の意義と概要>東日本大震災の被災者支援として実践されている、アートを媒介にした被災者・専門家・NPOの三者間コミュニケーションの実態を各種の調査と省察を通して多面的・学際的に分析する。ウェルビーイング(安全・安心)の達成程度については、安全の度合い(環境的な側面が強く、専門知識を必要とする)と安心の度合い(個々人の内面的な側面が強く、横断的な専門知識を必要とする)を軸にして、アートにより表現されたものを臨床的・事後的に分析し、被災者のウェルビーイングがどのように崩れ、どのように持ちこたえるかを明確にする。ウェルビーイング(特に安心)についての学際的研究では、被災者の多様性をより明確に示すことができ、従前の単一学問による研究を革新することが可能である。また、被災体験に関する情報交換システムの再構築が可能である。